[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="think" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]この会社、何となく勢いがありそうだから投資しようかしら[/word_balloon]
[word_balloon id="1" position="R" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]ちゃんと企業のHPでIR情報を見て分析しなきゃ!
何となく投資するのは危ないうほよっ![/word_balloon]
[word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="round" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]財務諸表って難しそうだよね。今日はすごく簡単に財務諸表を解説します。投資への第一歩が踏み出せるかも?うほっ [/word_balloon]
こんな方におすすめ
- 財務諸表にアレルギーがある方
- 投資に興味がある方
もくじ
財務諸表ってなに?
財務諸表とは、わかりやすく一言でまとめると会社の総合評価となります。
その財務諸表にはいくつか種類があるのですが、今回は株式投資に役立つ最低限抑えておきたいの3つの財務諸表を紹介します。
株式投資の前に抑えておくべき3つの財務諸表
企業のお財布事情!損益計算書(P/L)
企業の健康指標!貸借対照表(B/S)
企業のお金の流れが丸わかり!キャッシュ・フロー計算書(C/F)
[word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="round" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]では解説していきます[/word_balloon]
3つの財務諸表・損益計算書
まずは、損益計算書から。損益計算書は企業のお財布事情といったイメージで捉えると分かりやすいかと思います。この損益計算書は5つの利益から構成されています。利益と聞くとついついプラスイメージがありますが、マイナスも利益という語句の意味に含まれますので理解しておく必要があります。
5つの利益・売上総利益
売上総利益とは、いくらで仕入れて、いくらで販売した結果、利益がいくら残ったかを表しています。とても簡単ですね。
仕入れー販売=売上総利益
5つの利益・営業利益
営業利益とは、先ほどの売上総利益から人件費や販売に関わる費用を差し引いた数字を利益として表しています。
売上総利益(仕入れー販売)ー販管費=営業利益
ここがポイント
販管費の理解ができれば簡単です。人件費や広告宣伝費など、販売に至るまでに発生した経費のこととして理解できれば問題ありません。
5つの利益・経常利益
経常利益とは、先ほどの営業利益から営業外収益を差し引いた数字を利益として表しています。
営業利益ー営業外収益=経常利益
ここがポイント
営業外収益を抑えましょう。営業外収益とは、主に投資や不動産収益(賃料収益など)などを指します。
[word_balloon id="1" position="R" size="M" balloon="think" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]なるほど。
営業外収益というものがあるんだな[/word_balloon]
5つの利益・税引前当期純利益
税引前当期純利益とは、経常利益から全ての事象を考慮(機械の故障や機器の買い替えなど)したことで決定した法人税を支払う前の利益のことを表しています。
経常利益ー特別利益・特別損失=税引前当期純利益
ここがポイント
特別利益・特別損失の理解が必要ですね。災難に遭遇して何かを損失したり、固定資産の売却をて利益が出たりすることです。
[word_balloon id="1" position="R" size="M" balloon="think" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]通常では発生しない収益ということか[/word_balloon]
5つの利益・当期純利益
税引前当期純利益から法人税を差し引いた数字を利益として表しています。分かりやすく言うと、純粋に残った利益ですね。この数値字が多ければ多いほど良いわけですね。
税引前当期純利益ー法人税=当期純利益
損益計算書プチまとめ
・5つの利益から構成されている
・企業のお財布事情が丸わかり
・販管費、営業外収益、特別利益・特別損失の理解が必要
[word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="round" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]簡単にまとめてみたうほっ
言葉は難しいが意味を理解すれば簡単だうほっ [/word_balloon]
3つの財務諸表・貸借対照表
貸借対照表とは、企業の健康状態を表していると表現すればと分かりやすいと思います。大きく分けて資産と負債に分類されさらに、それぞれに固定と負債という文字が付随されることになります。
ポイント
資産と負債の理解が必須です。
資産はお金とお金に変えられるもの。負債は借入金や仕入れや買掛金などを指しています。
資産の部
資産とは、その会社が持っている全ての財産をあらわしています。現金、預金、不動産、機械などです。
固定資産
固定資産とは、1年以内にお金に変えられない資産のことを指します。不動産や機械などを指すことが一般的です。
流動資産
流動資産とは、1年以内にお金に変えられる資産のことを指します。現金、預金、株や売掛金などを指します。
負債の部
負債とは、返さなければならない会社のお金のことを指しています。
固定負債
返済期日が1年以内に到来しない負債を指します。長期借入金などが一般的です。
流動負債
返済期日が1年以内に到来する負債を指します。仕入れにかかった代金や、短期借入金などが一般的です。
貸借対照表プチまとめ
・資産と負債の割合が分かる
・固定と流動によって支払い能力などが分かる
・倒産リスクなどの指標になる
[word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="round" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]簡単にまとめてみたうほっ
言葉は難しいが意味を理解すれば簡単だうほっ [/word_balloon]
3つの財務諸表・キャッシュ・フロー計算書
最後にキャッシュ・フロー計算書です。これは、読んで字の如くお金の流れを表しており、3つのキャッシュフッローが存在しており、それぞれに ”+” と ”ー” が付随されます。
営業活動によるキャッシュ・フロー
会社の本業でどのくらい資金を生み出しているかを表しています。
+ 事業で資金を生み出している
ー 事業で資金を消化している
という見方となります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
設備投資や事業への投資をしているかどうかを表しています。
+ 固定資産などを売却して資金を得ている
ー 設備投資などを行っている
財務活動によるキャッシュ・フロー
資金調達と返済の流れを表しています。
+ 資金調達をしている
ー 借入金を返済している
キャッシュ・フローの見方
ここで、いくつかキャッシュ・フローの組み合わせを紹介します。
例1
営業C/F+ 投資C/Fー 財務C/Fー
資金生み出し!設備投資!借金返済!
なんだか順調そう!
例2
営業C/Fー 投資C/F+ 財務C/F+
資金消化!資産売却!資金調達!
経営が苦しそう・・・
例3
営業C/Fー 投資C/Fー 財務C/F+
資金消化!設備投資!資金調達!
なんだ挑戦しているなー!
キャッシュ・フロープチまとめ
・お金の流れが分かる
・+とーの組み合わせで企業の状況が分かる
・株式投資の指標になる
3つの財務諸表のまとめ
損益計算書プチまとめ
・5つの利益から構成されている
・企業のお財布事情が丸わかり
・販管費、営業外収益、特別利益・特別損失の理解が必要
貸借対照表プチまとめ
・資産と負債の割合が分かる
・固定と流動によって支払い能力などが分かる
・倒産リスクなどの指標になる
キャッシュ・フロープチまとめ
・お金の流れが分かる
・+とーの組み合わせで企業の状況が分かる
・株式投資の指標になる
株式投資を始める前に、上場企業の会社の状態をしっかりと見極めて投資をしていきましょう。株式投資は一般的に怖いという印象がありますが、上記の数字を調べて分析していくと面白いですよ。