こんにちは、でじごりです!

みなさん、お金の増やし方と聞くと
- 収入を増やすこと
- 出費を減らすこと
この二つだけだと思いませんか?実はその二つ以外にもう一つあるのです。
今日はそのお金が増える不思議な3つの魔法を解説していきます。
こんな方におすすめ
- 使えるお金を増やしたい方
- お金を残す魔法を知りたい方
もくじ
会計の基礎知識とお金が増える3つの魔法の結論
この記事を読むことで会計の基礎知識が得られることと、生涯にわたりおよそ数千万円もの利用できるお金を手にできる可能性があります。
いかにもその辺にありそうな怪しい言い回しなのですが、この後の記事を見てもらいご判断いただければと思います。
1,会計基礎知識
お金が増える3つの魔法を学ぶ前に、以下の二つについて基礎知識を学んでいきましょう。
ポイント
- 収入と所得の違い
- 税金の仕組みについて
2,収入と所得の違いについて学ぶ
収入と所得という言葉を良く耳にすると思いますが、その違いについてきちんと理解している方は少ないのではないでしょうか。
ここではそれらの違いについて、以下3つのワードを用いて説明していきます。分かりやすく読み解けるように、サラリーマンを例にした解説にしていきますね。
ポイント
- 給与収入
- 給与所得控除
- 給与所得
2-1,給与収入
サラリーマンを例にして基礎知識を読み解いていきます。
収入とは、ある期間に得た現金あるいはその等価物。
引用:Wikipedia
Wikipediaでは上記のようになっていますが、本記事で言う収入とは、給与収入つまり、額面(総支給額)という解釈で進めていきます。
2-2,給与所得控除
次に、聴き慣れてはいるけれどいまいち理解できていない『控除』について理解を深めていきましょう。
控除(こうじょ)とは、ある金額から一定の金額を差し引くことを指す。扣除ともいう。
引用:Wikipedia
もう少し噛み砕いて言うと、個々人の生活環境の違い(収入や家庭環境など)を考慮し、極力公平にしていく行為とでもインプットしておいてください。
2-3,給与所得
続いて所得について解説します。
給与所得とは、所得税における所得の区分の一つ。俸給、給料、賃金、歳費及び賞与並びにこれらの性質を有する給与に係る所得をいう。 退職所得と同様、恒常性所得のうち勤労性所得に該当する。
引用:Wikipedia
この給与所得の算出方法が下記の通り。
給与収入(額面(総支給額))ー給与所得控除(経費) = 給与所得

3,税金の種類
続いて税金について。税金は大きく分けて2つの税金に分けることができます。
税金
- 国税
- 住民税
それでは解説していきます。
3-1,国税
国税とは、税の最終負担者が直接間接を問わず、納税義務者を通じて国庫に納付する税金のこと。
引用:Wikipedia
所得税は、累進課税という所得に応じて支払う税金の額が変動する仕組みとなっています。その税率は所得に対して5%〜45%で推移することになっています。
所得税=所得に応じて、5%〜45%の税金を支払う
3-2,住民税
住民税は、日本の税金のうち、都道府県民税と市町村民税を合わせていう語。
引用:Wikipedia
簡単に言うと、都道府県に支払うお金(税金)です。
住民税は、所得に応じて支払額が変動します。計算方法は、都道府県に支払うお金(税金)が4%、市区町村に支払うお金(税金)は6%となり、合計10%となります。
住民税は、所得に応じて支払い額が変動する
どちらも所得に応じて計算される税金であることと、本記事の理解を簡単に深めてもらいたい観点から、この後の表現では下記のように設定していきます。
所得税(累進課税5%〜45%)+住民税(10%)=所得税(15%〜55%)
4,課税所得と可処分所得
続いて課税所得と可処分所得について解説していきます。
4-1,課税所得
課税所得(かぜいしょとく)はひとつの所得税の体系が租税を課するものの上での基礎を指す[1]。一般的に、それは収入もしくは所得の幾つかのまたはすべての項目を含み、支出とその他の控除によって差し引かれる[2]。
引用:Wikipedia
課税所得の算出方法は下記の通りです。
給与所得から、所得控除(医療費控除など)を差し引くと課税所得になります。
給与所得 ー 所得控除 = 課税所得
注意点
給与所得控除と所得控除は違う
4-2,可処分所得
可処分所得(かしょぶんしょとく)とは、家計の収入から、税金や年金などの社会保険料といった非消費支出を差し引いた残額。いわゆる手取り収入。実際に財やサービスの購入(消費活動)に使用できる額。
引用:Wikipedia
可処分所得の算出方法は下記の通りです。
課税所得から、社会保障を差し引くと可処分所得(手取り収入)となります。
社会保障
その他に、社会保障に関わるお金が課税所得から14.4%が引かれます。
課税所得 ー 社会保障 = 可処分所得(手取り収入)
ここまでを図でまとめると下記のようになります。

5,お金が残る3つの魔法
さて、いよいよ本題へ入ります。いきなり問題です。
先ほど学習してきた下記5つのうち、自身でコントロールできるものはどれでしょう?
※ここでは残業や副業、投資などをする事は想定しません。
問題
- 収入
- 税・保障
- 課税所得
- 生活出費
- 可処分所得
正解は、4番の生活出費ですね。生活費を切り詰めたり、節約したりしながら出費を抑えることは誰でもできるお金のコントロールです。
その他の項目に関しては自身でコントロールできない領域になっていますが、次の3つの魔法を理解すればお金を残したり、使えるお金を増やしたりすることができるかも知れません。
5-1,課税所得出費という魔法をかけてお金を増やす(残す)
まずはじめに、大前提としてサラリーマンをしながら個人事業主になることが必要です。ここが抑えられないと3つの魔法をかけることができませんので、それを前提としてご覧ください。
〜生活費を課税所得出費へ計上する〜
皆さんが日頃から支払っている、家賃、飲食代、通信費、駐車場代、光熱費など様々な項目がありますが、それらを課税所得出費として控除することでお金を増やす(残す)ことが可能になります。
5-2,お金を増やす(残す)ために所得分散という魔法を使う
先ほど税金のところでもお話ししたように、所得税率は15%〜55%(国税+住民税)となっています。※年収ではありません。
それでは、課税所得が1000万円ある人をモデルにして具体的な例を挙げていきましょう。課税所得1000万円の所得税率は43%となり、控除額は153万円となります。
■1000万円 × 43% ー 153万円 = 277万円(所得税)
続いて、この1000万円を500万円ずつに所得分散した場合は下記の通りとなります。
■500万円 × 30% ー 43万円 = 107万円(所得税)
1000万円なので、所得税は214万円となります。
つまり、所得分散する前とした後で、63万円の差が出ることになります。

5-3,お金を増やす(残す)ために損益通算という魔法をかける
損益通算とは、一定期間内の利益と損失を相殺することです。 上場株式等の投資を行って利益(譲渡益や配当など)が出た場合は税金がかかりますが、一方で損失が出た場合には利益から差し引いて、その分だけ税金を減らすことができます。
サラリーマンの方は、損益通算を活用して税金を減らすことができるのです。
サラリーマンで個人事業主になり、課税所得出費や所得分散、損益通算をすることで、税金を減らして利用できるお金を増やす(残す)ことができるようになる。これが3つの魔法なのです。
お金を残す3つの魔法のまとめ
- 生活費を課税所得出費にすること
- 所得分散を行い手取りを増やすこと
- 損益通算を行い給与と事業収入を確定申告すること
税金は全員に同じルールが適用されています。このような学びを行うことで自分の身を守ることにも繋がっていきます。自由への挑戦、それはお金と時間から解放されるための大きなテーマだとごりらは考えています。
ぜひこれらの情報を活用して、豊かな人生を送りましょう!

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2020/04/30 うさぎライブアウトプット記事