
そんな疑問を抱いている人が多いようなのでお答えします。
こんな方におすすめ
- 副業を始めたい人
- 副業がバレないかドキドキしている人
サラリーマンの副業は会社にバレるのか!?
もくじ
副業がバレるかバレないかの結論
バレません。
ただし、下記について注意が必要です。
バレる要素
- 住民税が上がったとき
- タレコミ
- 自白
本記事を読み進めるにあたり、源泉徴収と年末調整についての理解が必要になるので簡単にご説明します。
源泉徴収
源泉徴収(げんせんちょうしゅう、英: withholding tax)とは、給与・報酬・利子・配当・使用料等の支払者が、それらを支払う際に所得税等の税金を差し引き、それを国等に納付する制度である。
引用:Wikipediaより
簡単にいうと、
ポイント
- 国の効率的な税金徴収システム
- 源泉=所得発生場所と理解
- 会社はただの税集金係
源泉徴収とは、国が皆さんから速やかに税金を回収したり、収入情報を収集するシステムなのです。
ここでの税金回収については、大雑把に回収していると理解してください。
年末調整
年末調整(ねんまつちょうせい、英: year‐end tax adjustment)とは、給与所得者に対して支払われた1年間(1月〜12月)の給料・賞与や賃金及び源泉徴収した所得税等について、会社等の給与の支払者が12月の最終支払日に再計算し所得税等の過不足を精算する制度である。
引用:Wikipediaより
読んで字のごとく、過不足を調整する制度ですね。
つまり、
ポイント
- 源泉徴収はざっくり徴収
- 年末調整でしっかり計算
- サラリーマンの確定申告
源泉徴収と年末調整は1セット
上記のような理解をした上で次へ進みましょう。
副業がバレないポイントは住民税
源泉徴収には大きく分けて3つの控除があります。
源泉徴収内訳
- 所得税(国に納める)
- 住民税(市区町村に納める)
- 社会保険
この住民税が、副業のバレるバレないを左右することになります。
バレる副業の場合(給与所得)
2箇所以上の事業所(会社)で仕事をしている場合、
- それぞれ給与が発生
- それぞれから源泉徴収
- 住民税は給料が高い方が払う
つまり、2つ以上(本業+副業)の会社に勤めている場合、副業で収入が増えたことにより、住民税が上がることで本業の会社にバレるという仕組みになります。給与所得はバレるということです。
※アルバイトも含む
バレる副業の場合(事業所得)
サラリーマンで確定申告をする必要のある方は事業所得などで、
- 給与年収が2000万を超える
- 副収入が20万を超える など
がある場合です。副収入が発生した場合、それにかかる税金が源泉徴収されていないため、自分自身で確定申告をする必要があります。
しかし、ここでも住民税に関しては本業の会社から天引きされることになり、結果としてバレることになるのです。

じゃあいったいどうしたら・・・
副業がバレない方法
住民税徴収方法の選択
実は、確定申告時に住民税の支払い方法を選択できるのをご存知ですか?
住民税の支払い方法は2種類
徴収方法
- 特別徴収(会社が)
- 普通徴収(自分で)
図にあるように、会社が納付か自分で納付かを選択できるのです。
自分で納付を選択すればバレませんね。しかし、それでもバレる可能性が・・・
市区町村へ確認
基本的に、市区町村は回収率の良い特別徴収を勧めてきます。自分で納付を選択しているにも関わらず、何かの手違いで変更されている可能性がありますので、区役所または市役所の個人市民税課へ確認することをお勧めします。
※市区町村によって対応が違う場合がありますのでご注意ください。
副業の種類
どのような副業が良いのか、過去の記事をご覧いただき検討してみてください。
ちなみに、会社は副業を禁止できても法律で規制することはできません。また、国が積極的に推奨をしている以上は、副業をする必要性があるという意味にも捉えられます。
副業がバレないまとめ
バレないポイント
- 掛け持ち(事業所)で働かない
- 20万円以上は申告必要
- 住民税は普通徴収に
- 普通徴収の確認を
いかがでしたか?これで、副業はバレないということがご理解いただけたかと思います。
皆さんもはりきって副業をしていきましょう。

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